成田から東京までの電車に、一人の若者が・・
長い髪を一つに束ね、日に焼けた顔には、うっすらと無精ひげが・・
大きなリュックを足元に置き、
おそらく飛行機の中で知り合ったのであろう、フランス青年としきりに話をしています。
その英語は、学校で習い覚えた教科書英語というよりは、
身体で覚えたというような英語で。
東京での電車の乗り方や、ヤバイ場所なんかを身振り手振りを交えながら、・・
大きな目は、くりくり輝いて、
自分の足でしっかり歩いてきたっていうような、自信に満ち溢れていて・・
どうやら実家は、名古屋のほうらしい。
でも、家には帰らず、しばらくは東京の友達のところに転がり込むっていうような話をしています。
彼は、自由自在に世界中を歩き回っているんだろうか・・
何にも束縛されず、
自分の意思の赴くままに・・
だとしたら、
彼は、何を目指しているんだろ・・
どんな未来が待っているんだろう・・
怖い目に、遭ったことはないんだろうか・・
今、私がこの年齢だったとして、こんな生き方ができるだろうか・・
たまには、家に帰るんだよ・・
じ〜っと見つめて、こんな念を送っていたおばちゃんに、彼は気づいたかな。。
イギリス訪問記、これでやっとおしまいです。
読んでくださって、ありがとうございました。

エジンバラで買ってきた、刺繍の栞キット。
この旅行記が終わるまでに仕上げようと思ったのに、
小さい割に結構手ごわい。
もうちょっとです。。